みなさん、こんにちは。 私はバグスと申します。北陸先端科学技術大学院大学の留学生です。
今日は「多様性の尊重」についてお話ししたいと思います。 まず、多様性って何ですか?
多様性というのは、性別、年齢、人種、障害の有無、性的嗜好、宗教などの違いを言います。
英語ではDiversityです。世界中に、多様性を持った人々が住んでいます。
今から人間の多様性について3つのポイントをお話ししたいと思います。
1つめは、多様性というのは、自然で必然的なことです。そして避けられないことです。
まず、言葉の多様性について考えてみましょう!
日本人は皆、同じ言葉を話しているように思いますが、方言というものがありますよね。
例えば北海道と沖縄の言葉は違います.
金沢で生まれて長い間住んでいる人は、金沢弁を話すと思います。
そして東京の人は東京弁で話します。あとは、関西弁、九州弁、東北弁とか・・・
石川県内容でも加賀と能登では違います。
私が石川県に来て、気がついた方言は、言葉の最後を長くのばしたり、“じ”を使うことです。
例えば「それで」を「それでぇ~」とか「けれども」を「けどぉ~」。
「すごいね」を「すごいじ~」・・・こんな感じです。
2つめは、人間の多様性は避けることができないので、どうすればみんなと上手くやって
いけるのでしょうか? 大切なことは、多様性を尊重することだと思います。
あらゆるバックグラウンドを持つ人々と協力しながらやっていくべきです。
すべての人々に尊厳と敬意をもって接するべきです。男性、女性の区別なく平等に接するべきです。
そして、いろいろな意見や考えを尊重し、自分の中にある偏見や行いを見つめ直す必要があります。
3つめは、なぜ、多様性ってあるのでしょうか? なぜ、1種類の人間だけではないのでしょうか?
例えば、全部、日本人だったらどうでしょうか? それじゃ、問題がありますよね。
そしてもし、すべての人が男性だったら、どうやって次の世代に続けていけるのでしょうか?
だから、男性と女性、年配と若者、日本人と外国人がいるのです。多様性があるから、
お互いを知り、学ぶことができるのだと思います。
みんなが違うから国が発展するのではないでしょうか?
一人一人の長所を生かさないと発展できません。多様性に学ぶべきことがたくさんあります。
最後に、なぜ、神様は私たちに多様性を与えたのでしょうか?
神様は私たちがお互いを知ることができるように多様性をつくり、そこから私たちは学び、
助け合うためだと思います。私たちは外見で判断されるのではなく、行動と心で判断されるべきなのです。
私はお互いの多様性を尊重しあって、皆が生き生きと気持ちよく生きていけたら、と思います。
以上です。本日はありがとうございました。
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*) この書き込みは石川県でスピーチコンテストを用です。